【plugin】『LiquidPoll – Polls, Surveys, NPS and Feedback Reviews』(versions 3.3.78 以下) Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via form_data Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: LiquidPoll – Polls, Surveys, NPS and Feedback Reviews
  • 影響バージョン: 3.3.78 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via form_data Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-7134
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-poll/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「LiquidPoll – Polls, Surveys, NPS and Feedback Reviews」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、未認証のユーザーが「form_data」パラメータを通じて悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、管理者がそのスクリプトを実行してしまう可能性があります。

これにより、攻撃者は管理者の権限で任意の操作を行うことができ、サイト全体のセキュリティが脅かされる危険性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、未認証のユーザーがスクリプトを保存できるという点で、攻撃のリスクが高まります。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及ぶことが多いです。

このため、開発者は常に入力データの検証とサニタイズを行うことが重要です。

対策方法と影響

現在、この脆弱性に対する修正済バージョンは不明です。

しかし、影響を受けるバージョンを使用している場合は、直ちにプラグインの使用を中止し、公式サイトで最新の情報を確認することをお勧めします。

また、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入することで、攻撃を防ぐ一時的な対策も考えられます。

対策を行わない場合、サイトが攻撃者に乗っ取られるリスクがあり、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性もあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを挿入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • 未認証: ユーザーがログインしていない状態、または特定の権限を持っていない状態。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換すること。
  • Webアプリケーションファイアウォール(WAF): Webアプリケーションへの攻撃を防ぐためのセキュリティ装置。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る