今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WP Last Modified Info」における脆弱性についてです。
この脆弱性は、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が特定のショートコード「lmt-post-modified-info」を利用して、悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。
このスクリプトは、後に他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。
具体的には、攻撃者が悪意のあるJavaScriptコードを投稿に埋め込むことで、他のユーザーのブラウザ上でそのコードが実行され、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などが行われるリスクがあります。
この脆弱性は、WordPressプラグイン「WP Last Modified Info」の特定のバージョンにおいて、入力データの適切なサニタイズが行われていなかったことに起因します。
歴史的に見ても、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃は非常に一般的であり、多くのウェブアプリケーションがこの種の脆弱性に悩まされてきました。
特に、ユーザーがコンテンツを投稿できるシステムでは、入力データの検証とサニタイズが不十分な場合、XSS攻撃のリスクが高まります。
この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン1.9.1にアップデートする必要があります。
公式ページから最新バージョンをダウンロードし、インストールすることで、この脆弱性は解消されます。
もしアップデートを行わない場合、悪意のあるユーザーによってサイトが攻撃されるリスクが高まり、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があります。
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