【plugin】『Newsletters』(versions 4.9.9 以下) Unauthenticated Full Path Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Newsletters
  • 影響バージョン: 4.9.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Full Path Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-7411
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/newsletters-lite/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Newsletters」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン4.9.9以下のプラグインに存在し、未認証のユーザーがフルパスを開示できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サーバー上のファイルパスが表示される可能性があります。

これにより、攻撃者はサーバーのディレクトリ構造を把握し、さらなる攻撃の足がかりを得ることができます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのエラーハンドリングにおける不適切な処理が原因で発生しました。

エラーメッセージにフルパスが含まれてしまうことで、攻撃者にとって有用な情報が漏洩するリスクが生じました。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、エラーハンドリングの重要性が再認識されています。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン4.9.9.1にアップデートする必要があります。

アップデートを行わない場合、攻撃者にサーバーのディレクトリ構造を把握され、さらなる攻撃のリスクが高まります。

したがって、早急にアップデートを行うことを強く推奨します。

専門用語の解説

  • Unauthenticated Full Path Disclosure: 認証されていないユーザーが、サーバー上のファイルパスを開示できる脆弱性のことです。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステムです。
  • エラーハンドリング: プログラムがエラーを検出し、適切に処理するための機能や手法のことです。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る