【plugin】『Opal Membership』(versions 1.2.4 以下) Authenticated (Subscriber+) Information Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Opal Membership
  • 影響バージョン: 1.2.4 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Subscriber+) Information Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-7648
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/opal-membership/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Opal Membership」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン1.2.4以下に存在し、認証されたユーザー(Subscriber以上の権限を持つユーザー)が情報を不正に取得できるというものです。

具体的には、特定の条件下で、通常アクセスできない情報にアクセスできる可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、攻撃者は他のユーザーの個人情報や機密情報を取得することができ、プライバシーの侵害や情報漏洩のリスクが高まります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの認証処理における不備から発生しています。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その中でも会員管理を行う「Opal Membership」は特に多くのサイトで使用されています。

過去にも同様の情報漏洩の脆弱性が他のプラグインで発見されており、今回の事例もその一環として重要視されています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策方法は、プラグインの最新バージョンにアップデートすることです。

現時点では、修正済バージョンの情報は不明ですが、公式ページを定期的に確認し、アップデートが提供された際には速やかに適用することが推奨されます。

アップデートを行わない場合、情報漏洩のリスクが高まり、サイトの信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の深刻度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別番号を付与するシステムです。
  • Authenticated: 認証されたユーザーを指し、特定の権限を持つユーザーが対象となります。
  • Information Disclosure: 情報漏洩を意味し、通常アクセスできない情報が不正に取得されることを指します。

情報元

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