今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「My Custom CSS PHP & ADS」における脆弱性についてです。
この脆弱性は、認証されていないユーザーがフルパスを開示できるというものです。
具体的には、特定のリクエストを送信することで、サーバー上のファイルパスが表示されてしまう可能性があります。
これにより、攻撃者はサーバーのディレクトリ構造を把握し、他の攻撃手法を試みるための情報を得ることができます。
影響範囲としては、バージョン3.3以下のすべてのインストールが対象となります。
この脆弱性は、プラグインのエラーハンドリングにおける不適切な実装が原因で発生しました。
エラーメッセージにフルパスが含まれてしまうことで、外部からのアクセスに対して情報が漏洩するリスクが生じます。
過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、エラーメッセージの取り扱いには常に注意が必要です。
現時点で、脆弱性が修正されたバージョンは提供されていません。
そのため、プラグインの使用を一時的に停止するか、他の代替プラグインを検討することをお勧めします。
この脆弱性を放置すると、サーバーのディレクトリ構造が攻撃者に知られるリスクがあり、さらなる攻撃の足掛かりとなる可能性があります。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2024 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.