【plugin】『CRM Perks Forms – WordPress Form Builder』(versions 1.1.3 以下) Authenticated (Administrator+) Arbitrary File Uploadの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: CRM Perks Forms – WordPress Form Builder
  • 影響バージョン: 1.1.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Administrator+) Arbitrary File Upload
  • CVE ID: CVE-2024-7484
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/crm-perks-forms/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「CRM Perks Forms – WordPress Form Builder」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.1.3以下に存在し、認証された管理者以上の権限を持つユーザーが任意のファイルをアップロードできるというものです。

具体的には、悪意のある管理者がこの脆弱性を利用して、サーバー上に任意のファイルをアップロードし、システムを乗っ取る可能性があります。

その結果、ウェブサイトの改ざんやデータの漏洩など、重大なセキュリティリスクが発生する恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ファイルアップロード機能の不適切な検証に起因しています。

歴史的に見ても、ファイルアップロード機能は多くのウェブアプリケーションで脆弱性の温床となってきました。

特に、管理者権限を持つユーザーが悪意を持って行動する場合、その影響は甚大です。

このため、ファイルアップロード機能のセキュリティは非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン1.1.4にアップデートする必要があります。

公式ページから最新バージョンをダウンロードし、インストールしてください。

アップデートを行わない場合、悪意のある管理者によって任意のファイルがアップロードされ、システムが乗っ取られるリスクがあります。

その結果、ウェブサイトの改ざんやデータの漏洩など、重大なセキュリティインシデントが発生する可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。
  • Authenticated: 認証されたユーザーがアクセスできることを意味します。
  • Arbitrary File Upload: 任意のファイルをアップロードできる脆弱性のことです。

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