【plugin】『Piotnet Addons For Elementor』(versions 2.4.29 以下) Unauthenticated Sensitive Information Exposureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Piotnet Addons For Elementor
  • 影響バージョン: 2.4.29 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Sensitive Information Exposure
  • CVE ID: CVE-2024-5614
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/piotnet-addons-for-elementor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Piotnet Addons For Elementor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが機密情報にアクセスできるというものです。

具体的には、バージョン2.4.29以下のプラグインにおいて、適切な認証チェックが行われていないため、攻撃者が特定のエンドポイントにアクセスすることで、機密情報を取得することが可能となります。

この脆弱性が悪用されると、サイトの管理者やユーザーの個人情報が漏洩するリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの認証機構における不備が原因で発生しました。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、そのセキュリティは非常に重要です。

過去にも同様の認証不備による情報漏洩事件が発生しており、今回の脆弱性もその一例と言えます。

特に、Elementorのような広く使われているプラグインにおいては、影響範囲が大きくなるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインを最新バージョンである2.4.30にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行うことで、認証機構の不備が修正され、機密情報の漏洩リスクが軽減されます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による情報漏洩のリスクが高まり、サイトの信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準化されたスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。
  • Unauthenticated Sensitive Information Exposure: 認証されていないユーザーが機密情報にアクセスできる脆弱性のことです。
  • エンドポイント: APIやウェブサービスが提供する特定の機能やデータにアクセスするためのURLやURIのことです。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る