【plugin】『Booking Ultra Pro Appointments Booking Calendar Plugin』(versions 1.1.13 以下) Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Plugin Settings Updatesの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Booking Ultra Pro Appointments Booking Calendar Plugin
  • 影響バージョン: 1.1.13 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Plugin Settings Updates
  • CVE ID: CVE-2024-6175
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/booking-ultra-pro/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Booking Ultra Pro Appointments Booking Calendar Plugin」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン1.1.13以下に存在し、認証されたユーザー(Subscriber+)がプラグインの設定を更新できるという問題です。

具体的には、適切な認証が行われないため、低権限のユーザーでもプラグインの設定を変更することが可能となります。

この脆弱性を悪用されると、攻撃者がプラグインの設定を改ざんし、サイトの動作に影響を与える可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの設定更新に対する認証チェックが不十分であることが原因です。

WordPressプラグインは多くのサイトで利用されており、その設定が適切に保護されていない場合、サイト全体のセキュリティに重大な影響を及ぼす可能性があります。

特に、予約管理などの機能を提供するプラグインでは、設定の改ざんが直接的な業務影響を引き起こすため、非常に重要な問題となります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることです。

現時点で修正済みバージョンの情報は不明ですが、公式ページや開発者のアナウンスを定期的に確認し、最新のバージョンに更新することが推奨されます。

アップデートを行わない場合、低権限のユーザーによる設定改ざんのリスクが残り、サイトのセキュリティが脅かされる可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。
  • 認証: システムにアクセスするユーザーが正当なものであることを確認するプロセスです。
  • 権限: システム内でユーザーが実行できる操作の範囲を定義するものです。

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