今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Ultimate Addons for WPBakery」における脆弱性です。
この脆弱性は、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が特定のショートコードを使用して、悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。
このスクリプトは、後に他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。
具体的には、攻撃者が悪意のあるショートコードを投稿し、それを閲覧したユーザーのブラウザでスクリプトが実行されることで、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などが行われるリスクがあります。
この脆弱性は、ショートコードの処理における入力検証の不備が原因で発生しました。
ショートコードは、WordPressで簡単にカスタムコンテンツを追加するための便利な機能ですが、適切な入力検証が行われない場合、悪意のあるコードが埋め込まれるリスクがあります。
過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、入力検証の重要性が再認識されています。
この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン3.19.20.1にアップデートする必要があります。
アップデートを行わない場合、悪意のあるユーザーによってサイトが攻撃されるリスクが高まります。
特に、サイトの信頼性やユーザーの安全が脅かされる可能性があるため、早急な対応が求められます。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2024 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.