【plugin】『HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce』(versions 1.3.6 以下) Unauthenticated Time-Based SQL Injectionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce
  • 影響バージョン: 1.3.6 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Time-Based SQL Injection
  • CVE ID: CVE-2024-6457
  • 重大度: クリティカル
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woocommerce-products-filter/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce」に発見された脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.3.6以下に存在し、Unauthenticated Time-Based SQL Injectionという種類のものです。

具体的には、攻撃者が認証を必要とせずにSQLインジェクション攻撃を行うことが可能です。

これにより、データベースに対して不正なクエリを実行し、データの漏洩や改ざんが発生する可能性があります。

影響範囲は非常に広く、サイト全体のセキュリティが脅かされる重大なリスクを伴います。

脆弱性の背景

この脆弱性は、SQLインジェクションという古典的な攻撃手法に基づいています。

SQLインジェクションは、データベースとやり取りするアプリケーションに対して、不正なSQLクエリを挿入することで発生します。

特に、認証を必要としない場合、攻撃者は簡単にアクセスできるため、非常に危険です。

このような脆弱性が存在することは、開発者が入力データの検証やサニタイズを適切に行っていないことが原因です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策は、プラグインを最新バージョンである1.3.6.1にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、SQLインジェクションのリスクを回避できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によるデータベースへの不正アクセスやデータの漏洩、改ざんが発生する可能性が高まります。

そのため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • SQLインジェクション: データベースに対して不正なSQLクエリを挿入し、データの漏洩や改ざんを行う攻撃手法。
  • Unauthenticated: 認証を必要としないこと。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するためのスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、脆弱性に対する一意の識別番号。

情報元

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