【plugin】『Web and WooCommerce Addons for WPBakery Builder』(versions 1.4.5 以下) Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Plugin Settings Modificationの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Web and WooCommerce Addons for WPBakery Builder
  • 影響バージョン: 1.4.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Plugin Settings Modification
  • CVE ID: CVE-2024-6579
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/vc-addons-by-bit14/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Web and WooCommerce Addons for WPBakery Builder」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン1.4.5以下に存在し、認証されたユーザー(Subscriber以上)がプラグインの設定を不正に変更できるというものです。

具体的には、適切な認証が行われないため、低権限のユーザーでもプラグインの設定を操作することが可能となります。

この脆弱性を悪用されると、サイトの設定が改ざんされるリスクがあり、結果としてサイトの機能が正常に動作しなくなる可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの設定変更に対する適切な認証が欠如していることが原因です。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その設定変更が容易に行えることは利便性の一環ですが、適切な認証が行われない場合、セキュリティリスクが高まります。

特に、低権限のユーザーが設定を変更できることは、サイト全体のセキュリティに重大な影響を及ぼす可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインを最新バージョン(1.4.6)にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行うことで、適切な認証が実装され、低権限のユーザーによる不正な設定変更が防止されます。

もしアップデートを行わない場合、サイトの設定が改ざんされるリスクが残り、サイトの正常な運用が妨げられる可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準化されたスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。
  • 認証: システムにアクセスするユーザーが正当なものであることを確認するプロセスです。
  • 権限: システム内でユーザーが実行できる操作の範囲を定義するものです。

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