今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Backup, Restore and Migrate WordPress Sites With the XCloner Plugin」における脆弱性です。
この脆弱性は、バージョン4.7.3以下に存在し、未認証のユーザーがフルパスを開示できるというものです。
具体的には、特定のリクエストを送信することで、サーバー上のファイルパスが表示される可能性があります。
これにより、攻撃者はサーバーのディレクトリ構造を把握し、他の攻撃手法を試みるための情報を得ることができます。
この脆弱性は、プラグインのエラーハンドリングにおける不適切な実装が原因で発生しました。
エラーメッセージにフルパスが含まれてしまうことで、外部からのアクセスに対してサーバーの内部構造が露呈してしまいます。
フルパス開示は、他の脆弱性と組み合わせて利用されることが多く、特に重要な情報漏洩の一つとされています。
この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン4.7.4にアップデートすることが推奨されます。
アップデートを行わない場合、攻撃者にサーバーのディレクトリ構造を把握されるリスクが高まります。
その結果、他の脆弱性を利用した攻撃が行われる可能性が増大します。
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