【plugin】『Branda – White Label WordPress, Custom Login Page Customizer』(versions 3.4.18 以下) Unauthenticated Full Path Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Branda – White Label WordPress, Custom Login Page Customizer
  • 影響バージョン: 3.4.18 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Full Path Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-6554
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/branda-white-labeling/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Branda – White Label WordPress, Custom Login Page Customizer」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、未認証のユーザーがフルパスを開示できるというもので、具体的には「Unauthenticated Full Path Disclosure」と呼ばれます。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、サーバー上のファイル構造やディレクトリのパスを特定することが可能です。

これにより、他の攻撃手法と組み合わせて、さらなる攻撃を行うための足がかりを得ることができます。

影響を受けるバージョンは3.4.18以下であり、修正済みバージョンは3.4.19です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのコード内でエラーハンドリングが適切に行われていないことが原因です。

エラーメッセージにフルパスが含まれてしまうことで、攻撃者にサーバーの内部構造を知られてしまうリスクが生じます。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、エラーメッセージの取り扱いには常に注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョンである3.4.19にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、攻撃者にサーバーの内部構造を知られるリスクが高まり、さらなる攻撃の被害を受ける可能性があります。

特に、他の脆弱性と組み合わせた攻撃が行われると、サイト全体のセキュリティが大きく損なわれる恐れがあります。

専門用語の解説

  • Unauthenticated Full Path Disclosure: 認証されていないユーザーが、サーバー上のファイルやディレクトリのフルパスを知ることができる脆弱性。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。

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