【plugin】『SmartCrawl WordPress SEO checker, SEO analyzer, SEO optimizer』(versions 3.10.8 以下) Unauthenticated Full Path Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: SmartCrawl WordPress SEO checker, SEO analyzer, SEO optimizer
  • 影響バージョン: 3.10.8 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Full Path Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-6556
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/smartcrawl-seo/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、SmartCrawl WordPress SEO checker, SEO analyzer, SEO optimizerプラグインにおけるUnauthenticated Full Path Disclosureの脆弱性です。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが特定のリクエストを送信することで、サーバー上のファイルパスを取得できるというものです。

攻撃者はこの情報を利用して、他の攻撃手法と組み合わせることで、さらなる攻撃を実行する可能性があります。

影響範囲としては、バージョン3.10.8以下のすべてのインストールが対象となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのエラーハンドリングにおける不適切な実装が原因で発生しました。

具体的には、エラーメッセージにサーバー上のフルパスが含まれてしまうことが問題です。

フルパス情報は、攻撃者にとって非常に有用な情報であり、他の脆弱性を探す手がかりとなるため、重要なセキュリティリスクとなります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン3.10.9にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、攻撃者にフルパス情報を取得されるリスクが残り、さらなる攻撃の可能性が高まります。

したがって、できるだけ早くアップデートを行うことが重要です。

専門用語の解説

  • Unauthenticated Full Path Disclosure: 認証されていないユーザーがサーバー上のファイルパスを取得できる脆弱性。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。
  • エラーハンドリング: プログラムがエラーを検出し、適切に処理するための機能。
  • フルパス: サーバー上のファイルやディレクトリの完全なパス情報。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る