【plugin】『Product Table by WBW』(versions 2.0.1 以下) Unauthenticated Remote Code Executionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Product Table by WBW
  • 影響バージョン: 2.0.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Remote Code Execution
  • CVE ID: CVE-2024-6365
  • 重大度: クリティカル
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woo-product-tables/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Product Table by WBW」における深刻な脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン2.0.1以下に存在し、未認証のリモートコード実行(Unauthenticated Remote Code Execution)が可能となるものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、認証なしに任意のコードを実行できる可能性があります。

これにより、ウェブサイトの完全な制御が奪われるリスクがあり、データの漏洩や改ざん、さらにはサーバーの乗っ取りといった重大な被害が発生する恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのコード内で適切な入力検証が行われていないことに起因しています。

歴史的に見ても、リモートコード実行の脆弱性は非常に危険であり、多くの大規模なセキュリティインシデントの原因となってきました。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームにおいては、その影響範囲が非常に大きくなるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョン(2.0.2)にアップデートすることです。

公式ページから最新のアップデートをダウンロードし、適用することで、この脆弱性は修正されます。

もしアップデートを行わない場合、ウェブサイトが攻撃者に乗っ取られるリスクが高まり、データの漏洩や改ざん、サービスの停止など、重大な影響を受ける可能性があります。

専門用語の解説

  • Unauthenticated Remote Code Execution: 認証なしでリモートから任意のコードを実行できる脆弱性のこと。
    攻撃者がシステムを完全に制御することが可能となる。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。

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