【plugin】『Just Custom Fields』(versions 3.3.2 以下) Cross-Site Request Forgery via AJAX actionsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Just Custom Fields
  • 影響バージョン: 3.3.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery via AJAX actions
  • CVE ID: CVE-2024-6168
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/just-custom-fields/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Just Custom Fields」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、AJAXアクションを通じたCross-Site Request Forgery(CSRF)攻撃に関連しています。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストをユーザーに送信させることで、ユーザーの意図しない操作を実行させる可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はユーザーの権限を利用して不正な操作を行うことができ、サイトのセキュリティが大きく損なわれる恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、AJAXアクションの処理において適切なCSRFトークンの検証が行われていないことが原因です。

CSRF攻撃は、ユーザーが意図しない操作を行わせるための一般的な手法であり、特にセッション管理が不十分な場合に発生しやすいです。

WordPressプラグインにおけるこの種の脆弱性は、過去にも多くの事例が報告されており、開発者は常に注意を払う必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する最新バージョンにアップデートすることです。

現時点では、修正済バージョンの情報は不明ですが、公式ページを定期的に確認し、アップデートがリリースされた際には速やかに適用することが推奨されます。

アップデートを行わない場合、サイトがCSRF攻撃にさらされるリスクが高まり、ユーザーの権限を悪用される可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を行わせる攻撃手法。
    攻撃者が特定のリクエストをユーザーに送信させることで、ユーザーの権限を利用して不正な操作を実行させる。
  • AJAX: Asynchronous JavaScript and XMLの略。
    ウェブページを再読み込みせずにサーバーとデータをやり取りする技術。
  • CSRFトークン: CSRF攻撃を防ぐために使用される一意のトークン。
    リクエストごとに生成され、サーバー側で検証される。

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