【plugin】『Advanced File Manager Shortcodes』(versions 2.4 以下) Authenticated (Contributor+) Directory Traversalの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Advanced File Manager Shortcodes
  • 影響バージョン: 2.4 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Directory Traversal
  • CVE ID: CVE-2023-7062
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: 不明

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Advanced File Manager Shortcodes」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン2.4以下に存在し、Authenticated (Contributor+) Directory Traversalという種類のものです。

具体的には、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が、ディレクトリトラバーサル攻撃を行うことで、サーバー上の任意のファイルにアクセスできる可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はサーバー上の機密情報にアクセスしたり、システムの設定ファイルを改ざんすることができるため、非常に危険です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ファイル管理機能を提供するプラグインにおいて、ユーザーの入力を適切に検証しないことが原因で発生しました。

ディレクトリトラバーサル攻撃は、ファイルパスの操作を通じて、意図しないファイルにアクセスする手法であり、過去にも多くのシステムで問題となってきました。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると多くのサイトに影響を与えるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインをバージョン2.4.1にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行うことで、ディレクトリトラバーサル攻撃のリスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスやデータの改ざんといった重大なリスクが発生する可能性があります。

そのため、早急に対応することが重要です。

専門用語の解説

  • ディレクトリトラバーサル: ファイルパスを操作して、意図しないファイルにアクセスする攻撃手法。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するためのスコアリングシステム。
  • Contributor: WordPressのユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能な権限。
  • 認証されたユーザー: システムにログインしているユーザー。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る