【plugin】『EventON』(versions 2.2.15 以下) Missing Authorization to Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting and Plugin Settings Updatesの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: EventON
  • 影響バージョン: 2.2.15 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting and Plugin Settings Updates
  • CVE ID: CVE-2024-6180
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/eventon-lite/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「EventON」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン2.2.15以下に存在し、未認証のユーザーがクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を行うことができるというものです。

具体的には、適切な認証が行われていないため、攻撃者がプラグインの設定を更新し、悪意のあるスクリプトを保存することが可能です。

これにより、管理者がそのスクリプトを実行してしまうリスクが生じます。

影響範囲としては、サイトの管理者権限を持つユーザーが攻撃者の意図したスクリプトを実行してしまう可能性があり、サイト全体のセキュリティが脅かされることになります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの認証機構が不十分であることに起因しています。

歴史的に見ても、WordPressのプラグインやテーマにおいて認証の欠如や不適切な認証が原因で発生する脆弱性は少なくありません。

特に、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃は、ユーザーの入力を適切にサニタイズしないことが原因で発生することが多いです。

このような脆弱性は、攻撃者が管理者権限を取得するための足がかりとなるため、非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策方法としては、プラグインの開発者が提供する最新の修正済みバージョンにアップデートすることが推奨されます。

また、プラグインの設定やユーザー入力を適切にサニタイズし、認証機構を強化することも重要です。

これを行わない場合、サイトの管理者が攻撃者の意図したスクリプトを実行してしまい、サイト全体のセキュリティが脅かされるリスクがあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): ウェブサイトに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • 認証: ユーザーが正当な権限を持っていることを確認するプロセス。
  • サニタイズ: ユーザー入力を安全な形式に変換し、不正なデータを排除すること。
  • プラグイン: WordPressの機能を拡張するための追加モジュール。

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