【theme】『Boot Store』(versions 1.6.4 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Button Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Boot Store
  • 影響バージョン: 1.6.4 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Button Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-5938
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: 不明

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressテーマ「Boot Store」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.6.4以下の「Boot Store」テーマに存在し、Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting (XSS) via Button Shortcodeという種類のものです。

具体的には、認証された寄稿者以上の権限を持つユーザーが、特定のショートコードを使用して悪意のあるスクリプトを保存することが可能です。

このスクリプトは、後に他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行され、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などのリスクを引き起こす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressテーマのショートコード機能における入力検証の不備から発生しました。

ショートコードは、簡単に特定の機能をページに追加するための便利なツールですが、適切な入力検証が行われていない場合、悪意のあるコードが挿入されるリスクがあります。

過去にも同様のXSS脆弱性が他のテーマやプラグインで発見されており、これらはウェブサイトのセキュリティにおいて重要な問題となっています。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、テーマの開発者が提供する最新の修正バージョンにアップデートすることが推奨されます。

現時点で修正済バージョンの情報は不明ですが、公式ページや開発者のアナウンスを定期的に確認することが重要です。

アップデートを行わない場合、ウェブサイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まり、ユーザーの信頼を失う可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Scripting (XSS): ウェブアプリケーションの脆弱性の一種で、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行されることを指します。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に追加するためのコードスニペットです。
  • セッションハイジャック: ユーザーのセッション情報を盗み、なりすます攻撃手法です。
  • フィッシング攻撃: 偽のウェブサイトやメールを使ってユーザーの個人情報を盗む詐欺行為です。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る