【plugin】『Gallery Blocks with Lightbox. Image Gallery, (HTML5 video , YouTube, Vimeo) Video Gallery and Lightbox for native gallery』(versions 3.2.1 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via galleryID and className Parametersの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Gallery Blocks with Lightbox. Image Gallery, (HTML5 video , YouTube, Vimeo) Video Gallery and Lightbox for native gallery
  • 影響バージョン: 3.2.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via galleryID and className Parameters
  • CVE ID: CVE-2024-5424
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/simply-gallery-block/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Gallery Blocks with Lightbox. Image Gallery, (HTML5 video , YouTube, Vimeo) Video Gallery and Lightbox for native gallery」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン3.2.1以下に存在し、Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting (XSS) に分類されます。

具体的には、galleryIDおよびclassNameパラメータを通じて悪意のあるスクリプトが保存される可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を利用すると、特定の条件下でユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行させることができます。

これにより、ユーザーのセッション情報の盗難や、フィッシング攻撃の実行などが可能となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの入力検証が不十分であることに起因しています。

特に、galleryIDおよびclassNameパラメータに対する適切なサニタイズ処理が行われていないため、悪意のあるスクリプトが保存されるリスクがあります。

過去にも同様のXSS脆弱性が他のプラグインやウェブアプリケーションで発見されており、これらはユーザーの信頼を損なう重大な問題となります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン3.2.2にアップデートすることが推奨されます。

公式ページから最新バージョンをダウンロードし、インストールすることで脆弱性が修正されます。

アップデートを行わない場合、攻撃者によるXSS攻撃のリスクが高まり、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Scripting (XSS): ウェブアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される攻撃手法。
  • Authenticated: 認証されたユーザー。
    特定の権限を持つユーザーが対象となる。
  • Stored XSS: 悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、他のユーザーがそのスクリプトを実行する可能性がある脆弱性。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換する処理。
  • フィッシング攻撃: 偽のウェブサイトやメールを使ってユーザーの個人情報を盗む攻撃手法。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る