【plugin】『DethemeKit For Elementor』(versions 2.1.5 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via URL Parameter of the De Gallery Widgetの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: DethemeKit For Elementor
  • 影響バージョン: 2.1.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via URL Parameter of the De Gallery Widget
  • CVE ID: CVE-2024-6283
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/dethemekit-for-elementor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「DethemeKit For Elementor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン2.1.5以下に存在し、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が特定のURLパラメータを介して、De Gallery Widgetに悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

このスクリプトは、後に他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。

これにより、攻撃者は被害者のブラウザ上で任意のコードを実行し、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などを行うことができます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ストアドXSSは、悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、後に他のユーザーがそのスクリプトを実行してしまうという点で危険です。

WordPressのプラグインやテーマは多くのユーザーに利用されており、その中で発見される脆弱性は広範な影響を及ぼす可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策は、プラグインを最新バージョン(2.1.6)にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃のリスクが高まり、サイトのセキュリティが著しく低下する可能性があります。

特に、ユーザーの個人情報やセッション情報が盗まれるリスクがあるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される攻撃手法。
  • ストアドXSS: 悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、後に他のユーザーがそのスクリプトを実行してしまうタイプのXSS。
  • セッションハイジャック: ユーザーのセッション情報を盗み取り、そのユーザーになりすまして不正アクセスを行う攻撃手法。
  • フィッシング攻撃: 偽のWebサイトやメールを使ってユーザーの個人情報を盗み取る詐欺行為。

情報元

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