今回お伝えするのは、WordPressテーマ「Mosaic」における脆弱性です。
この脆弱性は、バージョン1.7.1以下に存在し、Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting (XSS) via Button Shortcodeという種類のものです。
具体的には、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が特定のショートコードを使用することで、悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。
この脆弱性を悪用されると、攻撃者は被害者のブラウザ上で任意のスクリプトを実行でき、クッキーの盗難やセッションハイジャックなどのリスクが生じます。
この脆弱性は、WordPressテーマにおけるショートコードの処理に起因しています。
ショートコードは、WordPressで簡単に機能を追加できる便利な機能ですが、適切なサニタイズが行われていない場合、XSS攻撃の対象となることがあります。
過去にも同様の脆弱性が他のテーマやプラグインで発見されており、開発者は常に入力データの検証とサニタイズを徹底する必要があります。
この脆弱性に対する具体的な修正方法は、テーマの開発者が提供するパッチやアップデートを適用することです。
現時点で修正済バージョンの情報は不明ですが、開発者からの公式なアナウンスを待ち、速やかにアップデートを行うことが推奨されます。
修正を行わない場合、サイトの利用者がXSS攻撃の被害に遭うリスクが高まります。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2024 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.