【plugin】『WordPress Picture / Portfolio / Media Gallery』(versions 3.0.1 以下) Unauthenticated Server-Side Request Forgeryの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WordPress Picture / Portfolio / Media Gallery
  • 影響バージョン: 3.0.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Server-Side Request Forgery
  • CVE ID: CVE-2024-5021
  • 重大度: クリティカル
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/nimble-portfolio/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「WordPress Picture / Portfolio / Media Gallery」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Unauthenticated Server-Side Request Forgery(SSRF)と呼ばれるもので、攻撃者が認証なしにサーバー側でリクエストを送信できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のURLを介してサーバーにリクエストを送信し、内部ネットワークへのアクセスや、他のサービスへの攻撃を行うことが可能となります。

この脆弱性が悪用されると、サーバーの情報漏洩や、他のシステムへの攻撃の踏み台として利用されるリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのリクエスト処理における入力検証の不備から発生しました。

歴史的に見ても、SSRFは多くのウェブアプリケーションで問題となっており、特に内部ネットワークへのアクセスが可能となるため、非常に危険です。

このような脆弱性が存在することで、攻撃者は外部から内部システムにアクセスし、機密情報を取得したり、他の攻撃を実行することができます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインの最新バージョンにアップデートすることが推奨されます。

ただし、現時点では脆弱性が修正されたバージョンが提供されていないため、プラグインの使用を一時的に停止することも検討すべきです。

対策を行わない場合、サーバーが攻撃者に利用されるリスクが高まり、重大なセキュリティインシデントに発展する可能性があります。

専門用語の解説

  • Unauthenticated Server-Side Request Forgery (SSRF): 認証なしでサーバー側のリクエストを偽装し、内部ネットワークや他のサービスにアクセスする攻撃手法。
  • CVE ID: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準化されたスコアリングシステム。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る