【plugin】『Elementor Addon Elements』(versions 1.13.3 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Twitter Widgetの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Elementor Addon Elements
  • 影響バージョン: 1.13.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Twitter Widget
  • CVE ID: CVE-2024-2092
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/addon-elements-for-elementor-page-builder/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Elementor Addon Elements」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.13.3以下に存在し、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)がTwitterウィジェットを通じて悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定の入力フィールドに悪意のあるJavaScriptコードを埋め込むことで、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

これにより、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、不正な操作が行われたりするリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、認証されたユーザーがコンテンツを投稿できる環境では、入力データの検証が不十分な場合に発生しやすいです。

過去にも同様の脆弱性が多く報告されており、Webセキュリティにおいては非常に重要な問題とされています。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン1.13.4にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、悪意のあるユーザーによってサイトが攻撃されるリスクが高まります。

特に、ユーザーの個人情報やセッション情報が盗まれる可能性があるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法。
    ユーザーがそのページを閲覧するとスクリプトが実行され、情報が盗まれたり、不正な操作が行われたりする。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略。
    脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • 認証されたユーザー: システムにログインしているユーザー。
    特定の権限を持つユーザーを指すことが多い。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている間に保持される情報。
    セッションIDなどが含まれる。

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